2009年08月19日
特種部隊:眼鏡蛇的崛起
GIジョー(G.I. Joe: The Rise of Cobra)を観た。観る前には、たぶんがっかりするだろうなと思いながらも、マトリックス・ライクな宣伝ポスターに誘われ、観に行ってしまった。結果は惨敗。
あくまでも好みがあるので批評はすべて主観的なものだが、映像的快楽は予告CMがすべて、脚本はキャラクターを詰め込みすぎ、シリアスな場面の軽妙なやりとりも危機感をそぐだけ、アジア代表イ・ビョンホンは残念ながら悪役オーラが感じられず、と個人的には散々な映画だった。どうやら、観る映画の趣向を変えたほうが良さそうだ。最近の映画は、安易にCGや合成を多様しすぎて、実写の緊張度と差異がどうにも目についてしまう。この映画のパニックシーンもそうだし、トランスフォーマー2のピラミッドに上るシーンなどもそうだ。映像にお金を注ぐ前に、もっと脚本にお金をかけるべきだ。この映画も元ネタがあるのはわかるが、キャラクターを絞るか、あるいはキャラクターの出し方を工夫すべきだろう。
監督がハムナプトラの監督だった時点で見送るべきだったかもしれない。少し映画館に行く基準を考え直してみようと思う。
今週末には、タランティーノの新作が公開される。こちらはとても楽しみだ。
あくまでも好みがあるので批評はすべて主観的なものだが、映像的快楽は予告CMがすべて、脚本はキャラクターを詰め込みすぎ、シリアスな場面の軽妙なやりとりも危機感をそぐだけ、アジア代表イ・ビョンホンは残念ながら悪役オーラが感じられず、と個人的には散々な映画だった。どうやら、観る映画の趣向を変えたほうが良さそうだ。最近の映画は、安易にCGや合成を多様しすぎて、実写の緊張度と差異がどうにも目についてしまう。この映画のパニックシーンもそうだし、トランスフォーマー2のピラミッドに上るシーンなどもそうだ。映像にお金を注ぐ前に、もっと脚本にお金をかけるべきだ。この映画も元ネタがあるのはわかるが、キャラクターを絞るか、あるいはキャラクターの出し方を工夫すべきだろう。
監督がハムナプトラの監督だった時点で見送るべきだったかもしれない。少し映画館に行く基準を考え直してみようと思う。
今週末には、タランティーノの新作が公開される。こちらはとても楽しみだ。
Posted by 仲村オルタ at 23:00