2005年07月24日

仲村オルタ#6始動

近所のバナナの木が
こんなふうに実をつけている。
我が家のバナナも
こんなふうに実をつけるときが
やってくるのだろうか。
仲村オルタ#6始動
この週末の最大の課題であった、新作執筆を開始した。
タイトルは「死の舞踏」。以前、まだ仲村オルタでなかった頃
「生命の舞踏」という小説を書いたことがある。
でも、「死の舞踏」は小説「生命の舞踏」とも
ムンクの絵とも関係がない。
6月末に、東京である展示会の説明員をしながら
わたしはこの小説のアイデアの種をみつける。
東京でコンパニオンの仕事をしていたウチナーンチュの女性
オキナワに戻る、
亀甲墓で踊る死の舞踏。
亀甲墓で踊るのは、オキナワの友人の活動から
直接的なインスピレーションを受けている。
まったく、関係ないのだが
土方巽という舞踏家のことを知る。
かつて、岡本太郎美術館で特別展がされていた。
わたしが、岡本太郎美術館を知るきっかけとなった
展覧会である。
あと、死に関する思考、死にまつわる思考。
6月末に書いたメモを先週末にもう一度見返して
今書いてあげることがこのメモにとってもよいだろう
と思い、本日より執筆開始した。

いつも、だいたいのプロットを決めて書く。
ただ、プロットは最初の書き出し直後に、最終的に固まる。
それほど書き出しは重要なのだが、
書き出しは昨日訪れたタカサゴビル屋上で思いついた。
昨日は前島アートセンターのイベントの取材のために
出かけたのだが、
普段開放されていないこの屋上は、塀もなく、縁が低いので
ビルの真下が容易にのぞき込めるのだ。

書き出したものの、#5「豚とてるりん」の決着が
まだついていないことも少し気になる。
豚とてるりんは、6月末の東京出張の際に、
最後の原稿出力をkinko'sでするか、
あるいは知り合いの会社に訪ねてするか
いろいろと準備して、
重たい辞書類を鞄につめこみ乗り込んだのだが、
結局、ラストシーンまでたどりついたものの、
推敲する気力を6月30日朝失い、断念した。

少し時間を置いて、この小説は仕上げたいと思う。
(豚とてるりん 44.6kb)

ともあれ、スタートした。60枚までに収まれば、
そして8月末までに完成するならば
もう応募しないと思っていた「九州芸術祭文学賞」に
応募しよう。でも、2年連続地区優秀賞は難しいかな。
60枚を超えてしまったなら、別の賞を考えよう。
無理に削ることもない。
(死の舞踏 4.5kb)

(旧ブログにいただいたコメントです)

1. Posted by 早乙女 2005年07月26日 19:33
オルタさん、私も沖縄に住んで、少しだけ執筆をしてます。
先日、はじめて地元の文学賞に応募しました。
ちょくちょく来ますので、よろしくお願いします。
2. Posted by おるた 2005年07月28日 01:10
こんばんは、仲村オルタです。
早乙女さんのブログにお邪魔しましたが
なかなかコメントできるネタがないので
こちらにコメントしております。
読んでいらっしゃる本がわたしが
あまり読まないものが多いので
コメントを参考にしつつ、また読んで
みようと思います。
こちらこそよろしくお願いします。

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台湾より沖縄復帰後1年で関西へ。まさかの東京暮らしを経て、流れ流れて今は沖縄暮らし。
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