2006年12月19日

パッション屋良

このブログは更新を停止しています。
移転先はこちら



パッション屋良 

 実は肉体派芸人パッション屋良が結構好きだったりする。僕があまりテレビを一生懸命見ないからかもしらないけれど、沖縄出身であるにもかかわらず、あまり沖縄での知名度が高くないような気もする。FECなど沖縄ローカルで活躍する芸人さんよりはるかに面白いにもかかわらず、沖縄での知名度の低さはどうしたものだろう。一品芸が売りのキワもの系だから? 沖縄で売れる前に東京で売れたから? 本名が琉球政府最後の主席にして復帰後初代沖縄県知事と同姓同名の屋良朝苗だから? 



 お笑いだけでなく、東京へ行ってしまって、沖縄と関係ないネタで売れたうちなーむんにうちなーんちゅがなんとなく冷たい気がするのは僕だけだろうか。ビギンにしても、オモトタケオ出さずにブルースばっかりやってたら今の沖縄での歓迎ぶりはないのかもしれない。

 胸にPマークの体操着。「あ~い・あ・あ~い!えびぃばでぃパッション!!」という中繋ぎ。そして、お馴染みの胸を叩きながらの踏ん張り(やらやらバンバンというらしい)。琉球うこんのCMにも出ているが、僕が初めてパッション屋良を認知したのが、数ヶ月前の週末にやっていたお笑い番組だ。日テレ系、テレ東系のない沖縄では、よく土曜日午後に週遅れか月遅れ(場合によっては年遅れ)で、日テレやテレ東のバラエティ番組が放送されていたりする。その番組は、パッション屋良が韓国の素人勝ち抜けお笑いコンテスト番組に出場して、いかに笑いを勝ち取るかみたいな企画だった。胸を叩く肉体芸が売りに思えるのだけれど、実はトークも軽妙だったりする。即席のハングルでも結構受けていた。

 オリオンびあぶれいくによると、パッション屋良は名護出身の30歳。体育教師を目指して上京し、今の事務所(ウッチャンナンチャンと同じマキセ芸能)では当初サミット75(ナゴ)というコンビを結成したものの、ブレイクせずピンになるときに「パッション屋良」を名乗ったという。

http://www.beerbreak.jp/mt/archives/2006/11/post_95.html

 もうすぐM1グランプリだ。別に関西に長く住んでいたからというわけではないが、これが結構楽しみだったりする。最近は面白い芸人と面白くない芸人の差が激しくなっている。でも、僕にとって面白い芸人が、誰にとっても面白い芸人というわけではない。結局はツボにはまるということなんだろうけど、国民的お笑い芸人が誕生しない背景には、趣向の多様化があるのだろうと思う。別に社会学的に分析する必要もないのだが。

 ちなみに、僕はボケかツッコミかで区分したら、たぶんツッコミなんやろな。

wikiペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%B1%8B%E8%89%AF

「パッションのでっかい独り言!!」公式ブログ
http://diary8.cgiboy.com/1/ppppppassion/

  • LINEで送る

同じカテゴリー(島コラム小)の記事
ラジオ体操
ラジオ体操(2010-07-26 06:47)

夏の日の沖縄
夏の日の沖縄(2010-07-11 22:23)

コザ
コザ(2010-07-04 23:39)


Posted by 仲村オルタ at 00:00
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

マイアルバム
プロフィール
仲村オルタ
仲村オルタ
職業:書き物一切。
職人のごとくただ書くのみ(としたい)。
公式サイト alt99.net
台湾より沖縄復帰後1年で関西へ。まさかの東京暮らしを経て、流れ流れて今は沖縄暮らし。
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人
アクセスカウンタ