2009年06月06日
魔鬼終結者:未來救贖
ターミネーター4を見た。実はターミネーター3については、劇場はおろか、DVDでも見ていない。ジェームズ・キャメロンが語っていたように、この物語は2作で完結していると思っていた。
何人かまわりの意見を聞いているみるとあまり期待する声を聞かない。それでも、僕は個人的に今物語に飢えているのか、とても期待していた。結果は、まずまずだと思う。何よりも、全編を通じて描かれる映画の質感が気に入った。それはかつて見た「マッドマックス」のような砂漠の質感だ。砂漠のなかで殺人ロボットの不気味な機械音。それが妙に耳につく。監督マックGは、チャーリーズ・エンジェルの作りすぎ、凝りすぎの絵にうんざりしたが、この映画では冒頭のトリッキーなカメラワークを除けば、比較的安定していたように思う。物語の軸もわかりやすい。スタートレックと同じく潔くタイムパラドックスも排除したのもいい(おまけに逆向きのタイムトラベルを封印したように思えるがそれもまあいいだろう)。願わくば、もう少しマーカス・ライトをトリッキーなキャラクターにしたほうがよかった気もするが、人気シリーズの新3部作の始まりとしては、適度な映画的興奮に満ちた及第作だと思った。
何人かまわりの意見を聞いているみるとあまり期待する声を聞かない。それでも、僕は個人的に今物語に飢えているのか、とても期待していた。結果は、まずまずだと思う。何よりも、全編を通じて描かれる映画の質感が気に入った。それはかつて見た「マッドマックス」のような砂漠の質感だ。砂漠のなかで殺人ロボットの不気味な機械音。それが妙に耳につく。監督マックGは、チャーリーズ・エンジェルの作りすぎ、凝りすぎの絵にうんざりしたが、この映画では冒頭のトリッキーなカメラワークを除けば、比較的安定していたように思う。物語の軸もわかりやすい。スタートレックと同じく潔くタイムパラドックスも排除したのもいい(おまけに逆向きのタイムトラベルを封印したように思えるがそれもまあいいだろう)。願わくば、もう少しマーカス・ライトをトリッキーなキャラクターにしたほうがよかった気もするが、人気シリーズの新3部作の始まりとしては、適度な映画的興奮に満ちた及第作だと思った。
Posted by 仲村オルタ at 23:40
この記事へのコメント
その後日曜洋画劇場でT3を観た。T4を観るうえで必要な要素は何もなかった。というか、T2そのままの展開にかえって驚いた。観ているうちに、タイムパラドクスが気になった。送り込んでも任務を果たせないことがループで続くなら、この世界は永遠に終わりのない戦いを続けることになる…うーん、あんまり深く考えないようにしよう。
Posted by 仲村オルタ at 2009年06月07日 23:35