仲村オルタの島ブロ小(Shima-Blog-guwa)2

　台湾東部の花蓮へは、カタギの仕事で何度か行ってるのだが、なかなかゆっくりできないので、今回はプライベートで出掛けてみた。

　今回は、初レンタカーにチャレンジしようとしてみたものの、日本が連休だからか、webサイトで予約できる日系レンタカー会社は満車で予約できなかった。花蓮から車で太魯閣（タロコ）峡を目指すつもりだったが、車を断念して、バスツアーを申し込んだ。



　太魯閣峡は大理石の渓谷として有名なところだ。切り立った石は水墨画のようだ。昼食をとる天詳のホテルまでの２０ｋｍあまり、大理石の山のなかに引かれた曲がりくねった道を進む。道は細く、入り組んでおり、観光地ゆえに大型バスで混雑している。もし車を借りていたら、大変なことになっていたかもな、とバスのなかでホッとした。慣れたバス運転手も、切り出した岩すれすれに徐行しなければならない場面が何度かあった。



　この日（２日）はとても天気が良かった。台北に居てあまり気づかなかったが、今の時期は新緑が美しい。緑に包まれたハイキングコースで深呼吸をする。日頃の運動不足も気にならないほど気持ちがいい。

　バスツアーから戻り、花蓮の町で扁食（ワンタン）を食べる。花蓮では前日の晩からもう３度も違う店で食べている。あっさりスープに、好みによって、醤油や唐辛子を入れて頂く。この日は、今年最初の芒果冰（マンゴーかき氷）を食べた。美味しい果物が溢れる夏がまたやってくる。


花蓮扁食　総合扁食汁（８０NTD=280円）