2006年05月22日
【インド旅行記05】bollywood
bollywoodとは映画の都ムンバイの旧名ボンベイと、ハリウッドをあわせた造語で、bollywood movieといえば、唄と踊りたっぷりのヒンディー語映画の総称である。
デリーでの夜の楽しみは、映画館でボリウッドムービーをみることだった。ヴァラナシから戻った後のデリーの宿泊は、バンコクで言えばカオサンみたいな場所であるニューデリー駅近くのメイン・バザールというところだ。近くにインペリアルという映画館があった。カメラやビデオの持ち込みは駄目だと入場を断られたが、使わないし、鞄も開けないといいくるめ、なんとか入場する。バルコニー席25rp(約100円)だ。
21:30スタートの回だったが、館内は結構満員だった。ほんとうは脳天気なお馬鹿映画を期待していたのだけれど、少しシリアスな戦争ものだったりする。が、やがて、その息子の代になり、お馬鹿な恋愛映画に転調?する。この潔さというか、くだらなさがたまらない。インド人の観客たちも、不意に大笑いをしている。どうも笑いのツボが微妙に違うらしい。
タージマハルを見に一日だけアーグラーへ行ったのだが、そこで入った店でボリウッド・ムービーのDVDを買った。2枚400ルピーあまりで買ったところ、「オレの財布とオマエの財布を交換してくれたら、もう一枚つける」と言われた。
財布はボロボロだったけれど、店主の財布のほうがもっとボロボロそうだ。迷っていると、あんたをメモリーするために欲しいんだと熱心に言う。僕の財布をチェックすると、made in chinaと書いてあったりして、ほんまにええんやろかと思ったりする。それでも熱心に言うので、まいいかと思って交換した。
後になって気づいたのだが、店主の財布はボロボロすぎて、小銭入れ部分に穴があいていて、ボロボロと小銭が漏れてくる。新しい財布を買い直すことを考えると、あの交換は不利だったなと少し後悔している。
同じ店主が、しきりにカーマストラの本を薦めてきたけれど、使い道がないと言って丁重にお断りした。
デリーでの夜の楽しみは、映画館でボリウッドムービーをみることだった。ヴァラナシから戻った後のデリーの宿泊は、バンコクで言えばカオサンみたいな場所であるニューデリー駅近くのメイン・バザールというところだ。近くにインペリアルという映画館があった。カメラやビデオの持ち込みは駄目だと入場を断られたが、使わないし、鞄も開けないといいくるめ、なんとか入場する。バルコニー席25rp(約100円)だ。
21:30スタートの回だったが、館内は結構満員だった。ほんとうは脳天気なお馬鹿映画を期待していたのだけれど、少しシリアスな戦争ものだったりする。が、やがて、その息子の代になり、お馬鹿な恋愛映画に転調?する。この潔さというか、くだらなさがたまらない。インド人の観客たちも、不意に大笑いをしている。どうも笑いのツボが微妙に違うらしい。
タージマハルを見に一日だけアーグラーへ行ったのだが、そこで入った店でボリウッド・ムービーのDVDを買った。2枚400ルピーあまりで買ったところ、「オレの財布とオマエの財布を交換してくれたら、もう一枚つける」と言われた。
財布はボロボロだったけれど、店主の財布のほうがもっとボロボロそうだ。迷っていると、あんたをメモリーするために欲しいんだと熱心に言う。僕の財布をチェックすると、made in chinaと書いてあったりして、ほんまにええんやろかと思ったりする。それでも熱心に言うので、まいいかと思って交換した。
後になって気づいたのだが、店主の財布はボロボロすぎて、小銭入れ部分に穴があいていて、ボロボロと小銭が漏れてくる。新しい財布を買い直すことを考えると、あの交換は不利だったなと少し後悔している。
同じ店主が、しきりにカーマストラの本を薦めてきたけれど、使い道がないと言って丁重にお断りした。
Posted by 仲村オルタ at 23:18