2006年10月29日

辺境すっぽん同盟

 辺境作家同盟の発起人3人(コータロー、てふてふP、おるた)が集まり、土曜日の夜に男3人ですっぽん鍋をした。

辺境すっぽん同盟

 最初Pから「すっぽん鍋がしたい」という提案があったとき、正直言ってなんですっぽん?、何処で買うの?と言う感じがしたが、言われたとおり、すっぽん購入班の僕は那覇泊いゆまちですっぽん900g(2700円)を手に入れて、P家に向かう。Pがあらかじめ用意していたレシピではなく、魚屋に聞いた鶏ガラ、大根、しいたけ、青菜案を優先する。

 鍋を用意しているうちに、ワンルームのP家にはすっぽんの生臭い濃厚な香りが充満する。これは食べられるか? と誰もが思ったけれど、食べてみると意外に美味しい。柔らかい鶏肉のようだ。なかには、怪獣みたいな爪つきの腕とかも入っていて、絵的にはかなりグロいのだけれど、物書き3人はおそらくそれぞれ妄想をふくらませながら、おいしく頂いた。

辺境すっぽん同盟

 コータロー氏は新作「雷の季節の終わりに」を持ってきてくれた。受賞第1作で初の長編をリリースして、少しほっとしているようすだった。Pも僕も、前に進めるよう強い意志を持ち続けるしかない。最近は、すっかり書評家だなと僕も反省する。

 日曜日はPも仕事だったので、早々と起きて家に戻った。 

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Posted by 仲村オルタ at 09:05
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台湾より沖縄復帰後1年で関西へ。まさかの東京暮らしを経て、流れ流れて今は沖縄暮らし。
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