2015年12月14日

夜市の作者と歩く夜祭

 「夜市」の作家コータロー氏に誘われ、12月3日に秩父夜祭にでかけた。
 民俗的な祭り(なかでも怪しげなもの)にひかれるが、今住んでいる関東については、ほとんど知識がない。お誘いをうけたので調べてみると、日本三大曳き祭りということだそうだ。夜の祭りも冬の夜の花火も幻想的で美しいイメージがある。
 でかけてみると、たしかに幻想的で美しい局面もありはするのだが、コータロー氏のブログのとおり、十代から二十代くらいの若い女性の黄色い声がわっしょいわっしょいと元気な叫びが響き渡る、おおよそ秘祭とはほどとおいものだった。人の混雑もハンパなく、周辺の宿泊施設は数ヶ月前にはもう満室。1ヶ月前の発売日を狙って、西武鉄道レッドアローの指定席を確保しておいたが正解だった。

夜市の作者と歩く夜祭
夜市の作者と歩く夜祭
夜市の作者と歩く夜祭

 この日は寒くはなく、心配された雨にも降られず、ずいぶん楽な見物だったのだろうと思う。夜に浮かび上がる冬の花火は、風がなかったせいかまっすぐに美しくあがり、提灯や鉾のあかりがゆらゆらと揺れる様もまた儚く綺麗だ。「風の古道」「夜行の冬」あたりの作品の好きな僕は、コータローさんのなかでこのあたりのセンサーが反応していることを期待したい。

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秩父夜祭
秩父夜祭2
秩父夜祭3

 ホントなら12月22日までに仕上げるつもりだった盟友てふPに捧ぐ小説も完成せず。文章はやはり毎日書かねばと思う次第(できれば依頼文書ということで)。だが、いまはそういう環境にもないので、とりあえず、ブログをいくつか書いてみようと考えたところだ。

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Posted by 仲村オルタ at 12:47
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職人のごとくただ書くのみ(としたい)。
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台湾より沖縄復帰後1年で関西へ。まさかの東京暮らしを経て、流れ流れて今は沖縄暮らし。
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