2006年10月12日
与那国カウボーイズとウチナーンチュ大会
5年ぶりという「世界のウチナーンチュ大会」が今ひっそりと行われている。昨日の国際通りのパレードは、ヨガスタジオの窓から眺めた。華やかとはいえないけれど、みな楽しそうなパレードだった。部分、部分だけを見ると、ひっそりという感じではないのだろうけれど、ワールドカップの最中に日本中がサッカー一色になるかのような盛り上がりは、正直なところあまり感じられない。行政が事務局をつとめていて、お金も人も不足するなか、運営することに精一杯になるあまりに、おそらく広報とか全体的なプロデュースに余裕が持てないのだろう。
とはいえ、何年かに一回こうしたイベントがあることで、世界中のウチナーンチュが集まるいいきっかけになるなら、それはすばらしいことではないかとも思う。こんなイベントを開くことができるのも、おそらく日本のなかでは沖縄だけだろう。15日までの残り3日間。少しでも盛り上がってくれればとひそかに願う。
世界のウチナーンチュ大会
http://www.chimugukuru.com/ja/
その一貫で開催された「与那国カウボーイズ上映会@コンベンションホール」に出かけた。「与那国」はずっと見たかった映画で、今回は無料ということもあり、もろもろ調整をつけて、会場に駆け込んだ。それほど広報されていないせいか、人もまばらだった。土曜日までの午後6時30分から毎日上映をしているので、チャンスがある方はぜひ観に行ってほしいと思う。
物語は与那国島から石垣島の八重山農林高校に、育てている闘牛用牛とともに入学したふたりの兄弟の高校生活を追うというもの。映画の根底に流れる「生きぬく逞しさ」が胸を打つ。
なにはともあれ、何も保証のないまま、この映画を作りきった島監督の意志の力にただただ感服した。インディペンデントな映画をつくり、それを流通にのせることは、簡単なことではない。絵づくりのセンスはとてもよいので、次回作以降も期待したい。
与那国カウボーイズ応援サイト
http://www.geocities.jp/yonaguni_cowboys/
とはいえ、何年かに一回こうしたイベントがあることで、世界中のウチナーンチュが集まるいいきっかけになるなら、それはすばらしいことではないかとも思う。こんなイベントを開くことができるのも、おそらく日本のなかでは沖縄だけだろう。15日までの残り3日間。少しでも盛り上がってくれればとひそかに願う。
世界のウチナーンチュ大会
http://www.chimugukuru.com/ja/
その一貫で開催された「与那国カウボーイズ上映会@コンベンションホール」に出かけた。「与那国」はずっと見たかった映画で、今回は無料ということもあり、もろもろ調整をつけて、会場に駆け込んだ。それほど広報されていないせいか、人もまばらだった。土曜日までの午後6時30分から毎日上映をしているので、チャンスがある方はぜひ観に行ってほしいと思う。
物語は与那国島から石垣島の八重山農林高校に、育てている闘牛用牛とともに入学したふたりの兄弟の高校生活を追うというもの。映画の根底に流れる「生きぬく逞しさ」が胸を打つ。
なにはともあれ、何も保証のないまま、この映画を作りきった島監督の意志の力にただただ感服した。インディペンデントな映画をつくり、それを流通にのせることは、簡単なことではない。絵づくりのセンスはとてもよいので、次回作以降も期待したい。
与那国カウボーイズ応援サイト
http://www.geocities.jp/yonaguni_cowboys/
Posted by 仲村オルタ at 23:00