2004年06月04日
ジャンクとビジュル
タイトルはまだ例によって決まらない。昔は、ストーリーよりも、プロットよりも、まずタイトルから決まったものだけれど。でも、そういう話は結局タイトル倒れにおわって、完成しないことが多いのもまた事実だったりする。比較的順調に書き出しは進んでいる。この調子ならよい週末が迎えられそうだ。ビジュル信仰というのは、浜に流れ着いた石を信仰する土着的なオキナワの風習だ。迷い犬ジャンクだけでは物語はなりたたないが、漂流物というアクセントをえて、プロットはまとまった。昨日「風音」という映画を見た。映画としてはとくに深い趣はないが、素材として、描かれているテーマについても、そしてディテールも、心に残る作品だったと思う。確かにエンターテイメントではこの素材は伝えきれないかもしれないが、もう少しお金をかけてちゃんと作れば、と思うと少し残念だ。(ジャンク(仮)3.55kb)
Posted by 仲村オルタ at 00:00