仲村オルタの島ブロ小(Shima-Blog-guwa)2:清志郎

2009年05月03日

清志郎

　僕が清志郎をリアルタイムで初めて聴いたのは、アルバムblueだった。ちょうど中学生の頃だ。
　当時アメリカのヒットチャートばかり聴いていたので、正直なところ、ぶっ飛ぶような感覚はなかったが、それでも妙に耳に残り何度も繰り返し聞いた。今でもblueは数あるＲＣの作品のなかでもっとも好きなアルバムだ。

　京都で過ごした４年間の学生生活で、ＲＣは再び僕のなかでヘヴィー・ローテーションとして復活する。当時はソロやタイマーズやcoversなど結構清志郎がやんちゃな時期だった。僕は当時交際していたひとの影響でＲＣを何度も聞いた。ＲＣを聴きながら、ぜんざい色の阪急電車に乗って大阪と京都を何度も往復したことを思い出す。

　昨日訃報を聞いた。
　先月ふと気になって、清志郎今どうしてるだろう、と考えたことがあった。去年２月に復活ライブをした後、ガン転移が発覚。その後闘病を続けていたという。
　テレビでは「ロックの神様」と言うが、清志郎といえばブルースでありＲ＆Ｂでありスゥイートソウルミュージックであって、ロックはその子供みたいなものと思って生み出していたのだろう。
　　残念なニュースには違いないが、当の清志郎が後悔をしているような気がまったくしない。
　　清志郎のブルースはまだまだ続く。今日は一日中ＲＣを聴いて過ごそうと思う。

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Posted by 仲村オルタ at 11:13

│Comments(3) │音楽日記

この記事へのコメント

最近の曲をあまり聴いていなかったが、やっぱりよい曲を書くなと改めて思った。
この曲を何度も聴いています。

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JUMP/忌野清志郎
http://www.youtube.com/watch?v=b85bd2f_G48

夜から朝に変わるいつもの時間に
世界はふと考え込んで朝日が出遅れた
なぜ悲しいニュースばかりテレビは言い続ける
なぜ悲しい嘘ばかりオレには聞こえる
Oh　荷物をまとめて旅に出よう
Oh　もしかしたら君にも会えるね
JUMP!　夜が落ちてくるその前に
JUMP!　もう一度高くジャンプするよ

何が起こっているのか誰にもわからない
いいことが起こるようにただ願うだけさ
眠れない夜ならば夜通し踊ろう
ひとつだけ多すぎる朝　うしろをついてくる
Oh　忘れられないよ　旅に出よう
Oh　もしかしたら君にも会えるね
JUMP!　夜が落ちてくるその前に
JUMP!　もう一度高くジャンプするよ

世界のど真ん中で　ティンパニーを鳴らして
その前を殺人者がパレードしている
狂気の顔で空は唄って踊ってる
でも悲しい嘘ばかりオレには聞こえる
Oh　くたばっちまう前に　旅に出よう
Oh　もしかしたら君にも会えるね
JUMP!　夜が落ちてくるその前に
JUMP!　もう一度高くジャンプするよ
JUMP!　夜が落ちてくるその前に
JUMP!　もう一度高くジャンプするよ

Posted by 仲村オルタ

at 2009年05月06日 21:23

先週の日曜日、衛星ＮＨＫで再放送ライブを見ました。涙腺が開きっぱなしで大変でした。（短い時間の番組で、助かりました。）
実はＪＵＭＰはその時初めて聞いたんですが、いい曲でした。

Posted by mieko at 2009年05月20日 10:33

>miekoさん
コメントありがとうございます。そうですか。昔のことがよみがえったのですね。僕も20年近く聴いていない時期があるので、まだまだ楽しめそうです。

Posted by おるた at 2009年05月25日 01:35

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